編み地へ刺繍アレンジする方法

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シンプルなデザインの編み物レシピを参考にして編んだ作品。出来上がった作品は少しシンプルすぎてしまったことはありませんか?心配しないでください。編み地に自分だけのオリジナルアレンジを加える、とっておきの方法があります。今日は編み地へ刺繍アレンジする方法をご紹介します。

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今回のチュートリアルではペティットウールとUS11(8mm)サイズの棒針、刺繍針(毛糸用のとじ針)を使用しました。刺繍をはじめる前に余っている毛糸をチェック!編み物をするには少なすぎる、少しだけ余ってしまった毛糸も、刺繍をする際に大活躍します。

刺繍方法1:クロスステッチ

2色の毛糸を使用しクロスステッチをします。今回ご紹介するクロスステッチは垂直(縦方向)に刺繍するため、カーディガンのプラケット(前立て)やセーターの身頃などのアレンジにオススメです。

今回のチュートリアルでは3目幅でクロスステッチをしました。クロスステッチの幅は目の数を増やすことにより広げることができます。

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編み地の裏側から表側へ刺繍(とじ針)を入れ、刺繍を始めます。糸始末をする際に十分な長さの糸端を編み地の裏に残しておきます。糸端は最後に始末をします。糸を引いた時に抜けてしまうのが心配な場合はテープで裏側に貼ったり、表側に出ないように数目縫っておくことをおすすめします。

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今回のチュートリアルでは3目幅のクロスステッチをするため、横側に3目分進み6段上の目に針を入れ2段下より針を出します。

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先ほど針を出した目から6段上の対角線上(右上)に針を入れ、2段下から針を出します。この時左右の幅は3目になるようにします。上の写真のように必ず、針を入れた目から2段下に針を出します。

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写真4枚目と5枚目のステップを繰り返します。

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最後の目の刺繍を終えた後、ステッチの反対側に針を入れてください。そうすることにより最後のステッチが交差します。

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1色目の完成です。次に2色目の毛糸を刺繍針(とじ針)に準備します。

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1色目と同じように編み地の裏側から針を入れ表に出します。2色目は1色目と交差するように反対側から始めます。2色目は左側から右上へ向かって交差するように針を刺し進めていきます。

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ステッチが交差するように1色目のステッチを始めたところの6段上に針を入れ2段下より針を出します。1色目の毛糸と2色目の毛糸が交差し、クロスステッチになります。針が右側にある時は、2色目の毛糸が1色目の上を交差するようにします。

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右側から左上方向への交差:1色目の毛糸の下を通し、対角線上の6段上に針を入れ、2段下より出します。

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交差(クロスステッチ):左側から右上に刺繍をする際は、2色目の毛糸が1色目の毛糸の上を通るように、反対に、右側から左上にクロスステッチをする際は2色目の毛糸が2色目の毛糸の下を通るように刺繍します。

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最後のステッチを刺繍した後は反対側に針を刺します。

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針を編み地の裏側に入れ、ほつれないように端糸の始末をします。

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写真のように刺繍が施されていれば完成です。

刺繍方法2:ウェーブステッチ

3色の毛糸を使用しウェーブステッチをします。ウェーブステッチは編み物作品に対して水平方向(横向き)に刺繍を施すため、ポケットや袖口などのアレンジにオススメの刺繍です。

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編み地の裏側から針を入れ、表側に出します。糸端は後ほど糸処理をするため十分な長さを残しておきます。糸を引いた時に抜けてしまうのが心配な場合はテープで裏側に貼ったり、表側に出ないように数目縫っておくことをおすすめします。

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横向に直線を刺繍します。編み始めと同じ段を刺繍するように(直線が斜めにならないよう)します。右から針を入れ、1目分をすくい左側に針を出します。

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1目分戻った位置に針を入れ、2目分先に針を出します(バックステッチ:返し縫いと同じ要領になるように)。

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1目分戻っては、2目分先に出す…を繰り返し、最後まで刺し進みます。

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最後の箇所まで刺繍をしたら針を編み地の裏側にくるように刺し、ほどけないように糸端を始末します。

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2色目の毛糸を刺繍針に通し、準備をします。先ほど刺繍した直線の最初の目に針を下から上に入れ、糸をくぐらせます。

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次の目を刺繍します。今度は上から下に針を入れ、糸をくぐらせます。

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次の目(3目の目)を刺繍します。下から上へ針を入れます。

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最後の目まで同じ作業を繰り返します。2色目の糸は少し緩めになるように糸をくぐらせます。きつくなりすぎてしまった場合は針で上下の糸を引っ張り波形が同じ幅になるように調整すると綺麗な出来上がりになります。

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最後まで刺繍をし、糸端の始末をします。

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3色目の毛糸を刺繍針に通し準備します。1色目と2色目の毛糸の下に針を上から下へくぐらせます(2色目の糸と線対象になるように)。

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次に針を下から上へくぐらせます。

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次に針を上から下へくぐらせます。

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刺繍箇所最後まで同じ作業を繰り返します。

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最後まで刺繍をし、先に刺繍した毛糸と同じよう、編み地の裏側に糸端を出し、ほどけないよう端糸の始末をします。ウェーブステッチ刺繍の完成です。

Stitch 3: feather

刺繍3:フェザーステッチ

単色の毛糸を使用しフェザーステッチをします。フェザーステッチは編み地に対して水平(横向き)に刺繍を施していくため、セーターの袖やブランケットの端部分のアレンジにオススメです。

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裏地より針入れ、表側から刺繍を始めます。

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針を入れた目から4段上に針を入れ、2段下の対角線上から針を出します。針は毛糸(刺繍を施す糸)の上を通ります。今回のフェザーステッチの幅は4段分になります。フェザーステッチの幅を太くする場合は針を入れる段数を増やしてください。段数を増やす際は、中心線がずれないよう、必ず偶数になるようにしてください。

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フェザーステッチの上部:刺繍部分の真ん中から2段上の目に針を入れ、対角線上の2段下より針を出してください。必ず針を出す際、針は毛糸(刺繍を施す糸)の上を通るようにしてください(針先が毛糸の下を通っている場合、刺繍のフェザー模様になりません)。

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フェザーステッチの下部:中心線(フェザーステッチの真中部分)から2段下に針を入れ、2段上の対角線上に針を出します。

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必ず針先が今まで刺繍した箇所の上に来るようにします。中心線の上部と下部の刺繍を終えると上の写真のようになります。

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フェザーステッチの上部と下部の刺繍を繰り返します。

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最後のステッチは中心線に針を入れます。

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裏地に針を入れ、ほどけないように糸端の始末をしてください。

今回3種類の毛糸を使った刺繍方法をご紹介しました。お気に入りの編み物作品に刺繍を施し、オリジナリティ溢れる作品作りをお楽しみください。アレンジの仕方は無限大!今回ご紹介した刺繍を施した作品やお気に入りの編み物作品などぜひインスタグラムなどのSNSでシェアしてください。 投稿する際はハッシュタグ、#weareknitters を忘れずに。それでは次回のブログをお楽しみに!