ゲージの取り方(スワッチの測り方)

人の編み手が、同じ針と毛糸でまったく同じパターンの作品を編んだのに、なぜか同じものを作ったとは見えない。…おかしいですよね? 

作品のサイズは、素材だけではなく編む人の糸の張り具合によっても影響されます。皆それぞれ編むときの力の入れ具合は違います。その結果、参考にしたパターンは同じでも異なった仕上がりになるのです。

そのため、本番を編む前にゲージを取ることは非常に重要です。ゲージによって編み目がきつすぎるか緩すぎるか確認したり、始める前に編み地の目数を調整できます。

ゲージを取るために、レシピの指示にある目数を同じ号数の針で20cm角の編み地を作ります。ケージを洗い乾かした後、画像にあるように測ります。

洗って乾いたら、ゲージを整え平らな面に置きます。動いてしまわないよう、まち針を使って留めます。

一段の目数を測るためにまち針を垂直に刺してマークします。

正確に測るために固い素材の定規を当ててマークしたところから10㎝とり、別のまち針で水平になるようマークします。

これで、2本の針の間に10 cmのスペースができました。目数を数えるえるために参考にします。

次にまち針のマークを参考にしながら「V状」の編み目を数えます。

画像では数える目が分かりやすいよう白くマークしてあります。これでゲージの半分の目数がわかりました!サンプル画像では、10cm横に15.5目あることがわかります。

同じく定規を当てて、今度は縦10㎝に何段あるかを数えます。

同じく「V状」の目を数え、何段あるか数えます。サンプルでは、​​20段になります。

いかがですか? 簡単でしょう?

どんな仕上がりになるかわかるために、毛糸のラベルやパターンにゲージを合わせるのは大事な作業です。通常は10 cm角の目数と段数の情報が図で表示されています。

画像で使ったサンプルゲージとをPimaコットンの毛糸のラベルにある情報を比べてみると、実際には20段ではなく22段あると載っています。こういう場合は、いくつかの直し方があります。

 – ゲージが合うよう、針のサイズを増減する

 – 編む時の糸の張り具合を緩める、又は強める

 – 同じ号数の針とゲージを使い、三数法でパターンと同じサイズの作品となるよう目数を調整する(この方法は、パターンの指示にある増やし目・減らし目も調整することになるので、上級者やプロの方にお勧めします) 

これで、正しいゲージの取り方・合わせ方がマスターできましたね! 本番を編み始める前にゲージを取るのはかなり面倒と感じるかもしれません。でも、完璧な仕上がりのためにとても大切な作業なんです。

サンプルでは、黄色のコットンと5 mmの棒針を使いました。お気に入りの色のコットンをカラーのバラエティでチェックしてみてくださいね!

ハッシュタグ#weareknittersをつけてあなたの作品もぜひインスタグラムでシェアしてくださいね!