目の数え方

編み物を続けていると、いずれオリジナルのデザインで編んだり、既に編み終えた作品をアレンジしたいと思う時がやって来ます。もちろん、自分でパターンを作ったり、アレンジをするのは楽ではありません。でも完成したら、きっとその苦労を忘れるほどの充実感と達成感が味わえることでしょう。皆さんも世界に二つとない作品を作りましょう!

たとえば、お気に入りのセーターを編む時、前または後身頃のデザインを変えたかったり、編み方を選んだけれど、棒針にかかっている目数がその編み方や作品に合うかどうかわからない…。そう言った場合は、段に必要な目数を数えましょう。でも、どうすればいいの? 次に簡単な方法をご紹介します。

例として、以前ご紹介した、ヘリンボーン透かしリブ編みで編みます。針に99目かかっているとします。ヘリンボーン透かしリブ編みで編み続けることはできるでしょうか? ちょっとした算数をしてみましょう。

ヘリンボーン透かしリブ編みは7目の倍数+ 1目を編み、段は以下のように構成されます。

1段目:表編み、裏編み*、表編み、掛け目、裏編み2目一度、表編み、裏編み、表編み*、次に段を編み終わるまで、星印から次の星印までの手順を繰り返します。

2段目:裏編み、2目表編み*、掛け目、裏編み2目一度、2目表編み、裏編み*、次に段を編み終わるまで、星印から次の星印までの手順を繰り返します。

1段目では、2つの星印の間に7目あることがわかります。2目一度に編むということは減らし目をすることですが、その前に一度掛け目をすることでそれを補いますので、段の終わりの目数は変わりません。パターンにある7目の倍数で、棒針にかかっている99目に最も近い数は98目、プラス段の始めに編んだ1目を加えればちょうど99目です。この編み方なら、何も修正することなく作品に使うことが出来ます!

あなたの棒針にかかっている目数で段のパターンが編めるかどうかを確かめるには、上の例のように、以下の点に気を付けながら使いたい編み方をチェックしましょう。

– パターンにある星印が示す、繰り返し編む目数を確認し、針にかかる目数に一番近い倍数を計算する。

 – 減らし目は2目拾うので、1目ではなく2目として数えます。

 – 同様に、次の段では2目になりますが、始めの段では増し目も1目として数えます。

 – 掛け目は、次の段までは目数として数えません。(新しいパターンが1段目に合えば、残りの段も同じく問題ありません。)

 – 上でご紹介した例のように、繰り返し編みの他、余分に編む目があるかどうかを確認してください。デザインを均等にするよう役立ちますが、パターンや目数によって必要ない場合、これらは編まなくてもかまいません。

 – セーターなどの作品で、左右対称な減らし目をしなければならない場合、デザインを調整しなければならない時があります。そういう場合は、残りの段を編み続ける前に、減らし目をしたら模様がどのようになるかを書き直すことをお勧めします。

いかがでしたか?あなたもオリジナルの編み物パターンを作品に加えてみませんか?ご覧のように、パターンの目数を数えて作品に活用できるかをチェックするだけで、色んなモチーフを楽しむことが出来るんです。是非、WAKの編み物キットを試して、お好みの作品になるものを選んでみてくださいね。